屋根の温度

2011.07.20.12:50

 梅雨が明けて暑い日が多くなってきました。
 我が家はガルバリウム鋼板(ガリバリウムと呼称される場合もある)の金属屋根です。
 金属屋根の家は夏は暑いイメージがありました。

 建築士は設計の段階で詳しく説明をしてくれましたし、生活していて金属屋根は夏は不利だとは感じていませんが今回屋根の温度を測ってみました。
 快晴の日に直射日光が当たっているガルバリウム鋼板の表面温度と2階の野地板表面温度を測りました。

 測定時刻 午後1時
 外気温 33度
 ガルバリウム鋼板表面温度 70.8度
 2階の野地板表面温度 32.3度
 2階の室温 31.6度

 ロフトの小窓を開けていた場合は2階の室温とあまり変わりませんが、小窓を閉じた場合は野地板は36度ぐらいまで上がります。

 小窓を閉めた場合は熱気の逃げ道が無いので温度が上昇するみたいで2階室温も34度ぐらいまで上がります。

 建築士が心配しなくてもよいと言ったとおり金属屋根であっても2階が特別暑くなることはありません。(小窓を開けていた場合)

 帰宅してすぐに2階の窓を開けたとき風が室内に入ってきたことがありました、窓は一カ所だけ開けても風は室内にはあまり入りませんがロフトの小窓が開いているので風が室内に入り込んできます。

 野地板付近の熱い空気はどんどん小窓から逃げていきますが、室内には風の流れがほとんど無いので風下に当たる窓も開けて室内に風を通してやります。

 室温は30度を超えていても風が室内に入ればエアコンは必要はありません。
 信じられないかもしれませんが室温が32度になっていても風さえ通っていればそんなに不快には感じないから不思議です。

 日が沈んでしまうとガルバリウム鋼板表面温度は急に下がります、熱しやすく冷めやすい金属の特徴ですが寝苦しい夏の夜にはありがたい効果です。

木の家の木

2011.07.16.11:20

 なんだか変なタイトルですが木の家には木が使われています。
 木造住宅ですから木を使うわけですが、木の家は普通の木造住宅と木の使い方が少し違います。
 普通は杉や檜、松などの木を乾燥させて柱や梁に使います。

 壁や天井を隠さなければ普通の家と木の家はパット見た目にはあまり違いがありません。
 ところが木の家は最初から柱・梁が表に見えるので色を揃えたり使われる向きや木の根元部分や先の部分など1本の木であっても部位によって使う場所を変えたりしています。

 根元に近い部位は1階の柱、先に近い部分は屋根の束柱に使うなど木が生えていた時と同じような順番で使われています。
 林業家が図面を見ながら必要と思われる材料を選別し、それを大工さんが読み取りながら番付をしてくれることで柱・梁が順番に組み上がっていきます。

 別に束柱に使われている木が強度不足なわけではなくて、根元に近い部分ほど強度が高いので強い部分を有効に活用するという意味で根元から順番に上に向かって使い分けているそうです。

 梁も力がかかる部分には根元部分の木が使われます、しかも製材するときに梁に使うことが分かっているわけですから丸太の向きまで考えて製材します。
 せっかく林業家が梁に適した材料を選別して向きまで考えて製材した材料を反対向きに使ってしまったら元も子もありません。

 大工さんが番付の時にそれも読み取ってくれるので梁に適した材料が正しい向きと方向に組み上がっていきます。
 林業家と大工さんは違う仕事ですがお互いの仕事が分かっているから成り立つことだと思います。

 近頃は材料の9割は人工乾燥材ですし、刻み加工も9割がプレカットですから番付ができる大工さんは少なくなったと聞きます。

 ここまでの話は家全体にかかる資金の2割程度の話であって、天然乾燥材を大工さんが番付することが家をあきらめてしまうほど高額になるわけではありません。
 木の家の木にかかる資金は全体の2割程度であっても住み心地には大きな影響力を持っていることは間違いありません。

 ただ、天然乾燥材を選別までして提供してくれる人と番付が出来る大工さんの両方を選ぶとなると大変そうですが、建築士が両方をつないでくれます。

 私たちは建築士を選ぶことで住み心地の良い木の家を手にすることが出来ます。
 木の家であっても家は木だけで出来ているわけでありませんが、本物の木の家が欲しかったら自分に合った建築士を探すことが一番の早道だと確信しています。

分業

2011.07.13.10:15

 家を建てるにはやらなくてはならないことがいろいろあります。
 資金の準備の他にも法律や地域住民との約束事など聞くだけで面倒そうなことも乗り越えていかなければなりません。

 ハウスメーカーだったらこうした面倒なことは営業マンがやってくれますが、私はなるべく施工主が主体的に行動した方が良いと思っています。

 法律など専門的なことは地元の司法書士や行政書士に相談に行くと良いと思いますし資金準備も金融機関へ足を運んで詳しい話を聞いてくるなど忙しい毎日であっても自分や家族のためですから主体的に行動することは無駄にはならないと思います。

 家を建てるまでは司法書士や行政書士はどんな仕事をしているのかさえ知らなかったのですが、今は生活の中で無くてはならない仕事だと思うようになりましたし、問題が大きくならないうちに専門家に相談する窓口を見つけられたことはとても大きな収穫でした。

 地域の約束事なども区長さんに相談すれば丁寧に聞かせてくれるし、何より自分のことを地域の方に知ってもらえることは大きな価値があります。
 また、引っ越し直後に行われた地域のイベントにもスムーズに参加できたことも区長さんの配慮のおかげと感謝しています。

 最初は面倒そうに思えたことですが、振り返って見ると相談事を通じて人に出会えたことは良かったと思います。
 家が建ってしまっても不動産屋さん、司法書士や行政書士と交流がありますし選んだ金融機関のサービスにも満足しています。

 分業された仕事をまとめる営業マンは便利ですが、一歩踏み出して自ら主体的に行動することで得るものはその後の生活にも大いに役に立ちます。

 私は不動産屋さんに法律のことはどこに相談に行けば良いのか尋ねて行政書士を紹介してもらいましたし、行政書士には地域の約束事はだれに聞きに行けばよいか尋ねました。 金融機関と設計事務所は何軒も訪問して話を聞いてから決めました。

 今もう一度やれと言われるとちょっと・・・と引いてしまいますが家に対する情熱があったからこそ乗り越えられたのかもしれません。

色温度

2011.07.07.18:34

 前回節電の話の中に色温度が出てきたので照明器機と色温度について書きます。

 白熱電球と蛍光灯を比べると白熱電球は赤っぽく見えると思います。
 誰かにもう少し赤っぽくとか白っぽくといっても伝えられないので色温度という数字を使います。

 蛍光灯や白熱電球の箱には5,000K(ケルビン)とか2,800Kなどと色温度が書かれています。
 数字が小さいと赤に近くなり数字が大きくなると白から青白くなっていきます。

 蛍光灯には電球色、昼白色、昼光色タイプが多く販売されてるようでそれぞれ約3000K、5000K、6500Kの色温度があります。
 LED電球は光の出し方が従来のものとは違うので色温度とは言わずに相対色温度として比較できるようにしてあるようです。

 さて、人間の目はとても高性能で様々な色温度の光の中で白色を見ても白く見えます。
 デジタルカメラなどにはホワイトバランス設定と言うのがありますが機械の目では白いはずのものが色温度によって白く表現できないことが起こります。

 撮影したら全体が青みかかった写真になってしまった経験を持っている方は多いと思いますが、人間には白く見えても機械の目には被写体に当たっている光の色温度を教えてあげないといけないわけです。(最近のデジカメはホワイトバランスはオート設定で補正してくれます)

 木の家の照明を考えるときは光源の色温度は2,800Kぐらいで壁はつや消しの白色(漆喰や卵の殻の色)、出来れば照明器機は調光できるようにしておくと木の家が綺麗に見えると思います。

 照明は明るい方が良いと思っていましたが、生活してみると少し薄暗い方が落ち着くというか心地よく感じます。

節電

2011.07.01.23:32

 消費電力をリアルタイムに計測しているといろいろ分かることがあります。
 一般家庭では1時間あたり1KWぐらい消費すると言われますが、我が家では今の時期エアコンをつけなければ日中は多くても0.7KWぐらいです。

 エアコンをつけながらドライヤーをつけたりすると1KWを超えることもありますがドライヤーを1時間ずっと使うわけではないので頻繁に起こることではありません。
 照明にはミニクリプトン球も使います、家の中に30個以上使われていますのでいつ切れても良いように予備を用意しています。

 さて、ミニクリプトン球は白熱電球ですからこれをLEDに変えたら節電にもなるし1個300円ぐらいする電球の交換もぐっと減らすことが出来ます。
 しかし今のところLED電球への変更は考えていません、わけは調光機能を持っているLED電球は1個4,000円ぐらいすること、ミニクリプトン球の色温度は2,800K(ケルビン)ですがLED電球は電球色タイプでも少し白っぽく見えます。

 木の家と白熱電球の相性はとてもよく白熱電球下でみる木の家は綺麗に見えるので色が揃っている空間を大事にしたいと思っています。
 また、白熱電球よりもLED電球の方が省エネルギーになるからと言って30個以上ある電球をLED電球に変更すれば大きな出費になりますし、日常生活では一度に何十個も電球をつけるシーンはほとんどありません。

 節電のターゲットはやっぱり空調だと思います。
 我が家では湿度が屋外よりも10%ぐらい低くなりますので体感温度が下がることもあって35帖ぐらいの室内でも18帖用のエアコン1台で十分です。

 エアコンのよく効いた室内に入った時の冷え冷えするような感覚はありませんが、汗はかきますが暑くて不快だとは感じません。
 そんな中で生活していると体が暑さに慣れてくると言うか上手に汗をかくようになってきます。

 エアコンで室内を30度以下にしなくて湿度が下がっていれば体が勝手に反応して不快に感じないようにしてくれます。(室温が32度程度だったらエアコンはつけません)
 扇風機を含めて風が体に当たるとさらに体感温度が下がります。
 日差しを室内に入れないで湿度が低くなるような家の中で生活すれば節電を考えるほど夏の電力消費量は大きくはなりません。

 節電しようと思って消費電力のデータを取ったりLED電球の特徴や値段を調べたりしましたが、我が家では節電のために何かを買い換えたり新しいことをはじめるよりも必要のない照明を消したり、見ていないテレビを消したりする程度で十分だと言うことが分かりました。

 ちょっと物足りなさも感じますがそれだけ木の家のもっている能力が高いと言うことなのかもしれません。
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