引渡後の建築士

2011.10.06.12:03

 住宅を専門に設計している建築設計事務所の話は以前にも書いたことがありますが、引き渡し後はどのような接し方になるのでしょうか?

 家が建った後でも細かいところで手直しがあったり設備の不具合が出たりすることはよくあることですが、それらは大工さんや設備屋さんが対応してくれます。
 建築士とは接点が薄くなるように思いますが、家が建った後からも建築士との付き合いが続きます。

 メンテナンスは施工主が行わないといけません。
 ところが施工主は木の家に対しての知識や経験がほとんどありませんから、誰かに床にはワックスを塗るものだと言われて無垢の杉床にホームセンターで買ってきたワックスを塗ってしまうことがあるかもしれません。

 我が家は誰がなんと言おうと床に石油系のワックスを塗ることはありませんが、メンテナンスをする前にまず建築士に相談できることが大きな安心につながっています。

 建築士は林業家にもつながっているし、もちろん大工さんや職人さんにもつながっています。
 住まい手が建築士から家の使い方についての話を聞いたり、自ら話すことで情報が建築士に集まっていきます。

 外壁を自分で塗ったときの話ですが、塗料は分かっていたのですが自分で塗るとなると不安もあって建築士に相談に行きました。
 紹介してもらった塗料屋さんでは塗料はもちろん、塗り方や数多くある刷毛の中から私が使いやすい刷毛まで選んでくれました。

 塗料は通販でも手に入りますが、刷毛の説明や使い方、プロの塗り方まで指南してもらえたのはうれしかったですし、建築士の紹介もなく行き着ける場所では無かったことは確かだと思います。

 大切にしたいものはその価値を知らないとどのように扱って良いのか分かりません。
 長く維持しようと思ったらその価値を知ることが最も確実な方法だと思っています。

 木の家に長く住み続けるためにも生活の中に木の家を学ぶための機会を取り入れていくことはとても価値あることだと思いますし、建築士は建物としての我が家をすべて知っているわけですから心強く思います。
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