風の通り道

2012.06.28.11:23

 わが家では午後になると北北西の方角から風がふいてきます。
 卓越風と言われるもので、午後に2階の北西側と1階の東側の窓を開けると吹き抜けを通って家の中を風が流れていきます。

 幸い北西も東も午後は日差しが入らない窓なので重宝していますが、居住空間の窓は日常的に開け閉めするので風が入ってくる窓と出て行く窓は分かっていましたがロフトに付いている小さな窓は風が出て行くのか入ってくるのかはっきりしていませんでした。

 先日ロフトを掃除したときにホコリが小さな窓から出ていくのに気がついて注意深く見てみました。
 ロフトの窓はルーバー式なので網戸は室内側に付いています。
 網戸は室内側にホコリがたくさん付いていることから外に出て行く風が多いことが分かりました。

 窓に付いている黒っぽい小さな網目状のものは虫除けグッズです、家族が小さな虫が入ってくると言うのでつけてみましたが効果があるのかどうかは分かりません。
 ロフトの窓はよほど強い雨風で無い限り暑い時期は開けっ放しにしてありますが、熱い空気がこの窓から外へ逃げていることは確かなようです。

 高い位置に窓があっても手が届かなくては掃除に困りますがロフトにある窓なので手が届きやすいのも都合が良いです。
 家の中の風というと平面で考えがちですが高さに注目して高い位置から熱い空気を逃がす工夫も大事なように思います。

 屋根に月見窓を設けることも出来ますが雨が気になるし、屋根は単純な方が良いと思っています。
 わが家の場合けらば(切妻屋根の妻側の端部)は壁から1mぐらい出ているのと窓は屋根に近い部分に設けられているので少しぐらいの雨だったら室内に入ってくることはありません。

 おかげでずっと窓を開けておけるわけですが、今年はロフト窓を開けている部屋と開けていない部屋に温度センサーを置いていますので暑い時期にどうなるか見てみようと思っています。

干割

2012.06.25.01:32

 干割とは柱が乾燥していく過程で割れたりひびが入ったりすることを言うそうです。
 柱には芯持ち材や芯去り材の他に集成材が使われますが干割が問題になるのは主に芯持ち柱や梁です。
 芯持ち材は木の芯が柱、梁の中心部にある材料です。

 芯去り材は柱に芯がありません、単に芯が無いだけじゃ無くフシが出ないように製材されているので芯去りの柱と言えばフシが無い柱を指すことが多いようです。
 木の値段はフシの有る無し、大小でほとんど決まってしまうのでフシ無し芯去り柱は高価になります。
 芯持ち材が割れる理屈をわかりやすく説明しているところがあります。
 乾燥の基礎知識

 天然乾燥した柱は必ず干割が問題になるのですが、問題になることは分かっているし干割が出ないように人工乾燥する方法も確立されているのになぜ天然乾燥にこだわるのかについてはあまり聞かないように思います。

 天然乾燥に取り組んでいるプロの方に天然乾燥にこだわる理由について尋ねたアンケートを見ると
1位は色・艶・香りが良い
2位は加工がしやすい
3位は耐久性が高い
となっていました。

 人工乾燥材は安定した品質の製品を短期間に供給することが出来る効率的なやり方ですし、干割の問題も起きにくい材料ですが、木が元々持っている色艶香り成分は高温に晒されると変質したり揮発してしまうので表面割れは見られませんが、色艶香りは犠牲になります。

 大壁仕様であれば柱は見えなくなりますが、真壁仕様は柱は見えますから色艶がよい条件は重要になります。
 しかも色艶は5年、10年で褪せてしまうことが無く樹齢程度までゆっくり時間をかけて色艶が深まっていく特徴もあるそうです。

 実際には背割りと言ってあらかじめ壁に隠れる部分にのこぎりで割れ目を作る加工がなされたりするので天然乾燥された芯持ち柱は割れますが、必ず見える部分が割れるわけではありません。
 天然乾燥した芯持ち柱が割れる理屈が分かれば干割をみて欠陥柱と騒がなくても済みますし、天然乾燥材の特徴を知ればそれが私たち住まい手のためだということも分かってきます。

 生活していれば床に傷はつくし、壁は汚れてきますが柱が割れていることよりも家全体の色・艶が揃っている方がずっと心地よく感じます。
 家は長く使うものですし、若かった施主もやがて年をとります。
 最初は目立ちませんが、時間が経って家に対する情熱が冷めた頃に本物の魅力を見せ始める天然乾燥材の魅力も知って欲しいと思います。

 でも天然乾燥材は高いのでは・・・と思う方がいらっしゃるかもしれません。
 新築費用に占める木材費は全体の2割程度ですし、木の値段は節の有る無しやフシの大小でほとんど決まるので天然乾燥材だから家をあきらめてしまうほど高価になることはありません。

 また、干割を起こすと柱の強度が落ちるのでは無いか心配になりますが割れても強度が落ちることは無くむしろ乾燥が進むことによって強度が増す傾向があるそうです。

 さらに割れ目が反対側まで貫いているのではないか心配な方もいらっしゃると思います。
 割れる理屈を理解すれば割れ目は芯の部分で止まることが分かりますし、反対側まで貫いてしまう材料があったとしても家に使われることは無いそうです。

台風4号

2012.06.22.02:31

 台風は夏から秋への変わり目にやってくるものだと思っていたら、梅雨の前に上陸する台風があると言うことで心配していました。
 どのくらい強い風がふくと家が揺れるのか加速度センサーまで設置して待ち構えていたら、日常と変わらない様子に拍子抜けしましたが被害が無くて一安心です。
2012台風4号
 最初の写真は今回の台風4号の衛星写真です。(NOAA19号)
 四国沖を通っているときの写真ですが綺麗な渦巻きを捉えています。

 2枚目の写真は台風接近時から遠ざかっていくまでの気圧や風向・風速を表示しています。
 台風接近に伴って急速に気圧が下がっていく様子や離れていくときの様子も気圧の変化として見ることが出来ます。
 今回は風雨はたいしたことありませんでしたが、台風が遠ざかっていくときには急に風向きも変わることが多いようです。

 ちょっと見にくいですが5色の線グラフの焦げ茶色が室内湿度の変化を捉えています。
 台風が近づいてくるまでは窓を開けていたので室内湿度もある程度変化していますが台風が近づいてきて窓を閉めると湿度が少し下がって安定している様子も見られると思います。20120620weather display

 3枚目は風速と風向の予想を表示したものでGPV気象予報で見られます。
 ちょうど富山に最接近した6月19日の午後10時の様子ですが海上は強い風がふいているようですが富山付近は風速3Mぐらいが予想されていたことが分かります。

 風について細かい予想を提供してくれるところは少ない中でGPV気象予報は重宝しています。
 台風を捉えるために衛星写真を受信したり、気象計を設置したり気象予報を見ているわけではありませんが激しい気象現象なのでつい追いかけたくなります。
20120620風予報図
 ちなみに室内温度は23時現在で28.8度と表示されていますがこの程度の室温だったらエアコンは使いません。
 我慢しているわけでは無くこのくらいの室温で湿度が50%程度だったら暑いと感じることはありません。

 これからどんどん気温も上がるし、絶対湿度も高くなっていきますが木の家で生活していると暑いのは暑いが蒸し暑く感じることが少ないので32度ぐらいだったら扇風機の風で十分過ごせます。
 継続して湿度を測っていると数字だけじゃ無く値が安定していることで体が馴染んでくることも木の家の住み心地に関係しているように思います。

雨樋点検

2012.06.18.09:20

 今年の冬は積雪時に低温が続いたので屋根雪が軒から垂れ下がって雨樋を痛めてしまいました。
 わが家だけで無く雨樋の修理が必要な方は多かったようです。
 梅雨に入る前に見てもらおうと思って点検と修理してもらいました。

 棟梁に連絡すると顔見知りの板金屋さんが来てくれました。
 話を聞いてみると雪が溶けてから5月末までずっと雨樋や屋根の修理が続いていたそうです。
 4月のはじめの爆弾低気圧の被害もあって大変だったようです。

 雨樋の修理は20分ぐらいで終わってしまったのですが、今回のことで修理と点検についていろいろ学びました。

 屋根の形は単純な方がよい。
 屋根に合わせて雨樋を設置するわけですが屋根の形が複雑だと雨樋も複雑になります。
 雨樋にはわずかに傾斜があるので屋根雪に当たりやすい部分もありますし、複雑な形状だと屋根雪に当たりやすい部分が増えることがあります。

 軒先に雪が垂れ下がってきたら放置せずにこまめに雪を落とす。
 雨樋に接触した雪は氷に変わっていて固い氷が強い力で押すことで雨樋が壊れてしまうので屋根まで登らなくても下から垂れ下がった雪を落とすだけでも随分違うようです。

 修理や点検の窓口を持つ
 わが家は家に何かあれば棟梁に連絡しますが、棟梁に状況を話すと現場にいるかのようにわが家のことを覚えていて話がとてもスムーズに進みます。
 また、来てくれる職人さんも知った顔なので安心なのと話の中で参考になることや新しい発見があったりします。

 問題を放置せずに早い段階で相談する。
 顔が見える家造りをすると家が建った後でも付き合いが続くことが多いそうです。
 わが家の場合も林業家や建築士、大工さんや職人さんと今でも付き合いが続いていますが、気になるところがあっても相談しやすいですし、早い段階で相談すると今回のように簡単な作業で済んでしまいます

 かかりつけの医師の話はよく聞きますが、わが家には「家のことはまかしとかれ」(家のことは任せなさい)と言ってくれる人がいます。
 詳細なところまでわが家のことを知っている方に相談できることはとても心強く思います。

一つひとつ

2012.06.13.11:14

 新築中は何度も現場に足を運んで家が出来ていく様子を眺めていましたが、7年経った今でも様々なシーンを覚えています。

 かけや(大きな木づち)で梁を叩くときに使っていた当て木がだんだん痛んでボロボロになっていく様子とか、家の垂直を出す時に一カ所を修正すると家全体がギシギシ音を立てて真っ直ぐになっていく様子など、当時はただ眺めていただけですが時間が経っていろいろ分かってくるとそうした作業が丁寧で良い仕事の証だったことが分かってうれしくなります。

 大工さんは材料が作業場に運ばれてきてから壁が出来上がるまで長い間家に携わってくれますが見ていて感じたことがあります。
 わが家の場合、材料を手刻みして現場で組み上げれば骨組みだけの家になります。

 それから屋根の野地板をはった状態で完成する部分が結構あります。
 天井板など隠すものが無いので棟木まで見えます。
 こうした部分は工事が始まって間もない頃に終わってしまいますがこれで完成する部分です。

 大工さんは毎日コツコツ新しい部分を作り上げていきますが、細かい部分が出来るとそれで完成、そしてまた次への繰り返しのように見えました。
 そんな作業を見て私が大工さんに「一つひとつなんですね」と声をかけたそうです。

 自分が言っていて”そうです”とはおかしいですが、先日大工さんと話していて私が言ったことで印象深かった言葉として話してくれました。
 大工さんはやることが多く毎日大変なのですが目の前の仕事はしっかりやらないと出来上がれば次の作業に移ってしまいます。

 細かい作業を簡単な気持ちで妥協すると家全体もそれなりの仕上がりになってしまうそうです。
 そういえば近所の大工さんが、どうせクロスをはって見えなくなるから丁寧に仕事をするよりも早く仕事をこなす方が価値があると話してくれたことを思い出しました。

 見えなければいい加減な仕事が許されるわけではありませんが、見えるということは影響があるように思います。
 また、最近は施主であっても現場に立ち入り禁止になることが多いそうです。
 私は建築士からもらったヘルメットをかぶって毎日のように大工さんの仕事を見ていました。

 当時は家が出来上がっていく様子に舞い上がってただ眺めていただけですが、現場で見たり聞いたりしたことは意外に覚えているものです。
 住み始めてから7年が経ちますがわが家を眺めるとき頭の中では大工さんの一つひとつの仕事が目に浮かびます。

 丈夫な建物とそれを維持しようとする住まい手の気持ちが一緒になると長持ちする家になるのかもしれません。

組み合わせ

2012.06.09.11:38

 家は様々な考えや部品を組み合わせて作っていきます。
 木の家でも木だけで家が出来ているわけでも無いし、木を使いますが使い方は大変重要だと思っています。

 同じ設計事務所の家でも作風は似ていても設備や間取り、屋根の形はそれぞれ違います。
 木の家は住み心地がいいと言われますが、断熱や空調がしっかりしている最近の家も住み心地は良いと多くの方が言います。

 普通の家でも柱や梁は木が使われていることが多く、木造住宅であれば木の家と普通の家は木が見えるか見えないかの違いのように感じます。
 ところが実際見てみると木の家はぬくもりがあるとか綺麗だとか、柱が割れているとか家中の柱や梁に節があるとかいろいろ言われます。

 考え方や部品をバラバラのままで考えるとわかりにくいので、家が建ってからでも交換したり直したり出来る部分と構造材や間取りなど後から直すことが難しい部分に分けて考えてみます。
 キッチンや照明、浴室、床や壁は修理や交換しながら使うことが出来ますが、間取りや屋根の形、構造材と言った部分は簡単に修理や交換ができません。

 25年ぐらいで建て直せばいいという考えもあると思います。
 丈夫で長持ちする家と言えども何も手を加えないで50年も100年も持つわけでは無く屋根や壁、床、設備に手を加えながら使い続けます。

 その際、手入れが出来る家にしておかないと手が出せない、つまり修理や交換が出来ない家になってしまいます。
 床下に入ろうと思っても人が入れる高さが無いといけませんし、基礎の立ち上がり部分がプールのようになっていれば点検するためには床をめくらなくてはいけません。

 構造材についても真壁であれば柱の異変に早い段階で気がつきますが、大壁で囲ってあると気がついた時は手の施しようが無い状態になっているかもしれません。
 こうした何をどのように考えてそれをどのように組み合わせるかという話は決まった答えがないだけに断熱材や窓ガラスなど個別部品の性能や効能に話が向きやすくなります。

 木の家は環境に優しいと言われますが、正直なところ家を建てる時に環境を強く意識して予算を割く方は少ないと思います。
 予算が無ければ建材を使って環境に大きな負荷をかける家になると変なことを言う人もいましたが、フシと柱が割れる理屈を理解して真壁仕様で木の家を建てればメンテナンスしながら丈夫で長持ちして環境にも優しい家になりやすくなります。

 しかもそれは一部のお金持ちだけでは無く普通のサラリーマンでも十分手が届きます。
 真壁仕様は構造材が見えるので林業家や大工さんは苦労が多いのですが、大変だけどずっと見えるのでやりがいがあると話してくれた大工さんもいました。

 しかし、こうした大工さんや林業家がどこにいるのか私たちには分かりませんし、フシと柱が割れる理屈を理解して真壁仕様で木の家を建てたいという思いだけでは家は建ちません。
 住宅を専門とする建築設計事務所の建築士はこうした思いを持つ施主と林業家や大工さんを繋いで思いを形にする仕事のように感じます。

金星の大きさ

2012.06.06.10:40

 朝から曇っていましたが雲の間から金星の太陽面通過を見ることが出来ました。
 日食時に使った減光フィルターで見ると肉眼でも金星がはっきり分かりますが思ったよりも大きく見えます。
 夕方や早朝に見える金星は-4等星ぐらいで随分明るいのですが、太陽面を通過している金星と比べると小さいように感じます。(太陽は-26.7等星、満月は-12.7等星ぐらい)

 太陽面を通過している金星ぐらいの大きさがあれば場所さえ分かっていれば日中でも金星を見つけられそうですが日中に金星を見たことある方は少ないと思います。
 金星が光って見えるのは太陽の反射光なので金星の全面に光が当たっている時が一番明るく見えます。
 そのときは太陽の反対側に金星があるので地球からは遠くなります。

 地球と近づけば大きくなりますが最も近づいたときは月で言えば新月ですから地球からは見えません。
 三日月よりも満月の方が大きくて明るく見えますが、金星の場合は大きい金星は暗く、明るい金星は小さいということになります。

 たまたま金星が太陽面を通過するので大きな金星が見えるというわけです。
 金星の太陽面通過を見て何が楽しいのかと言われますが、普段みえる金星の大きさと太陽面を通過している金星の大きさの違いは一見の価値があると思います。

 また、日中でも金星の場所さえ分かれば青空にぽつんと浮かぶ金星を見つけられるようになります。
 最初に日中の金星を見つけたときは不思議な感じがすると思いますが、ちょっと違った青空が見つかると楽しいものです。

 普段の生活で太陽系の軌道面を感じる機会は少ないと思います。
 太陽の周りを回っている惑星はほぼ同一面を回っていますが、私たちが普段水平と感じる面と惑星の軌道面は随分違うと言うことも金星が太陽面を通過する様子を観察することでより身近に感じることが出来ます。

床下の排水管

2012.06.03.11:23

 給排水工事は早い段階から入って工事終了間近までと期間が長いのですが、ほとんどが見えなくなってしまうので目立ちにくい工事だと思います。
BN菌
 給排水工事が終わったときに水回りは最初の一月に不具合が出なければ後は大丈夫だから気になるところがあれば細かいところでも言って下さいと言われました。

 幸いわが家では不具合などはありませんでしたが、先日目にした新築現場で気になることがありました。
 キッチンの排水管を床下に通すために勾配が設けられているのですが、床下に吊されている管が邪魔をして排水管よりも奥に入り込むことが出来ないようになっていました。

 床下点検口が複数あれば対処することも出来ますが、一カ所だけなら困るシーンがあるかもしれません。
 わが家の場合は床下点検に管が邪魔になることはありませんが、勾配が緩いので排水の流れが悪くなることがあります。

 以前は一般的なパイプクリーナーを定期的に使っていたのですが、数年前からBN菌を使っています。
 BN菌は明治製菓株式会社薬品総合研究所で研究開発された土壌由来の微生物で排水中の油脂分解・悪臭の除去に優れた効果があるとされています。

 最初は週に2回ほど付属のスプーン一杯を流すだけなのですが、使い始めて一月も経てば排水管の中は綺麗になりますし、使用頻度を少し落として使い続ければパイプ詰まりの予防にもなります。
 ホームセンターなどに売っているものではありませんが、通販で手に入ります。

 パイプクリーナからBN菌に変えた理由は待たなくても良いことです。
 パイプクリーナは投入後しばらく時間をおいてから多めの水を流しますが、BN菌は日常の中で投入するだけなのでしばらく時間をおくとか水で洗い流す必要がありません。

 また、排水管からゴボゴボ音がしてから対処するよりも予防的に使う方が気持ちは楽です。
 値段はパイプクリーナよりも高めですが、使いやすいこともあってBN菌を使っています。
 写真はBN菌1㎏ですがこれだと一般家庭で1年は使えます。

外壁の変化

2012.06.02.11:11

 先日、外壁に使われている赤身の板について書きました。
 水洗いしてシルバーグレイの膜を剥がした分だけ板が薄くなっていくわけですが、10回ぐらい洗っても板が外壁として使えなくなるほど薄くなるわけではありません。
北側外壁
 しかも1回洗う間隔を10年として10回洗うには100年ほどかかります。
 洗わなくても長持ちしますが、赤身の外壁は洗えると言うことだと思います。
 東側外壁
 さて、わが家の外壁も赤身材ですが色を塗っています。
 写真は住み始めてから7年ほど経った外壁で、上から北、東、南、西側の順に4枚あります。
南側外壁
 新築時と比べて北側外壁は変化が小さいのですが、南側の外壁は塗料も落ちて板の表面が見えています。
 日射の影響だと思いますが、南側は西側よりも日差しに晒されている時間が長いので外壁にも違いが見られます。

 外壁は洗うことが出来ると書きましたが、わが家の場合は自分で塗ることが出来ます。
西側外壁 外壁に塗装するとなれば足場が必要ですが、4メートルぐらいのはしごがあればちょうどはしごが届く高さに外壁が納まっているので自分で塗ることが出来ます。

 費用は塗料費だけですし、一度自分でも塗っているので養生のやり方や塗り方も経験済みなのですが、塗料が剥げてきた雰囲気もいいのでこのままでもいいかなと思ったりもしています。

 また、林業家の展示場みたいに外壁を洗って赤身の肌を表に出してみるのもいいかもしれません。
 塗料が剥げてきた様子を見てこれもいいかなと思うのは普通は変なのですが、塗装しなくても丈夫な赤身材ならではのことだと思います。


 
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