構造見学会

2013.04.01.08:50

 構造見学会に行ってきました。
 家が建ってしまったのに今さら何を見るのかと言われそうですが、構造見学会では建築士の他に大工さんや林業家にも会えます。
 健康で快適に生活しているお礼と普段なかなか聞けない話が聞ける絶好の機会でもあります。

 今回林業家に「今までは色艶が揃っている価値が分からなかったが最近になってようやく家全体の色艶が揃う価値が少し分かってきたように思います。」と話したところ、「最初から分かっている人は少ないと思いますが、こうした家に住めるのは天然乾燥を受け入れた施主の特権ですから。」と話してくれました。

 単に天然乾燥材を使っているだけじゃ無く、林業家がたくさんの木の中から選別してくれたり、大工さんが運ばれてきた材料を全部見て木配りしてくれることなどが積み重なって色艶が揃った家になっているわけですが施主の特権と言われるとうれしくなります。

 また、大工さんに「柱や梁が割れる天然乾燥材は寸法安定性が悪いと盛んに言われるけど梁や柱が割れているわが家では何の問題も無いのに不思議に思う。」と話したところ、「何の工夫もしなければ乾燥割れで柱や梁が動いたときに問題になることはあるかもしれませんが、割れるのが分かっているわけですからね」とだけ話してくれました。

 天然乾燥材は乾燥割れが入ることが分かっているので大工さんは最初からそれを考えて家を作っているというわけです。
 どんな工夫をしているのかは完成してしまえば見ることは出来ませんが、構造見学会ではそれを見ることが出来ます。

 さらにお施主さんに木の家の住まい手として毎日快適に生活していることを伝えられたのも良かったと思います。
 構造見学会には林業家、建築士、大工さん、お施主さん、これから施主になろうとしている方と私が一緒にいたわけですが、8年ぐらい前に建築士に初めて見せてもらった家やわが家の見学会のことも思い出しました。

 構造見学会は建築士が設計した家の構造を見る機会と捉えられがちですが、立場の違う方々が一同に集う場を見てきたように思います。

 構造見学会に参加してお世話になった感謝の気持ちを思い起こすと共にこうした関係が続いて木の家が増えてくれるといいと思いました。

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