木の調湿効果

2016.09.19.11:50

 木には調湿性があると言われますが、実際調湿している様子は見たことがありません。
 温湿度を測り比べて調湿しているのだろうということなのですが、何とか調湿している様子を観察できないかと思っていました。

 建築士が開いている勉強会のお手伝いに行ったとき、講師の先生に思い切って相談したところ木が調湿している場面を見ることは難しいけど写真には撮れると教えてもらいました。タッパーを使った木の調湿実験

 やり方はタッパーに木と水を含んだ物を入れてラップで密閉して上から少し冷えた水の袋を載せておきます。
 タッパーの中を比較的湿気の多い状態にしてラップを境に冷たい物と接することで、冬の窓ガラスのように屋外は冷たくて室内は暖かく湿度も高い状態を作っています。

 水袋はラップ面に均等に当たるように置いてありますし、木片はタッパ高よりも2㎜ほど高いのでラップに密着しています。
 しばらくして水袋を外してみると写真のように木片の周囲だけ結露していませんでした。

 タッパーも木片も同じ場所に数日間おいてあった物ですし、同じ温度の水袋に触れていますからラップに接しているタッパーも木片も同じ温度です。
 タッパーの周囲ではまんべんなく結露しているのに木片の周囲だけは結露していないと言うことは木片の周囲の水蒸気が少ないか温度が高くなっているように思います。

 写真は水袋をタッパーに置いてから20分後に撮影しました。
 時間をおけばもっと違う様子になると思いますが、比較的短い時間でも木は素早く湿度の変化に反応することがわかりました。

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