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打水効果

2018.08.20.20:22

 暑い日に打水をすると水が蒸発する際に気化熱を奪うので地面の温度が下がると言われます。
 ところが実際に打水をしてみるとそれほど涼しいと感じないばかりかムシムシして余計に暑苦しく感じることさえあります。

 暑い時期に行われたマラソン大会で給水所付近に水を霧状に噴射する場所を設置したことがありました。
 選手に涼を提供しようと主催者が設置したそうですが、あの場所を通ったら余計に蒸し暑く感じたと選手からは不評だったそうです。

 理屈では確かに水が蒸発する際には周囲から熱を奪うので温度は下がりますが、空気中に水蒸気が増えます。
 相対湿度は同じ容積に同じ水蒸気量であっても温度によって変化します。
 水をまいていない場所を基準に考えると

 1)暑い日に水をまくことで水が蒸発し水蒸気量が増える。(相対湿度上昇)
 2)水が蒸発することで地面から気化熱を奪い温度が下がる。(相対湿度上昇)
 3)水蒸気量が増えて温度が下がるとW効果で相対湿度は上昇する。

 私たちは汗を蒸発させることで体温を超えるような気温であっても外部に放熱することが出来ます。

 水は温度によって蒸発する速度が決まっていますが、水に戻ってくる水蒸気もあるので見かけ上、相対湿度が低いほど早く水が蒸発するので暑い日でも過ごしやすく感じます。

 先ほどのマラソン大会で設置された水の噴射場所付近では若干温度は下がっているのかもしれませんが、相対湿度の上昇に伴って体から逃げる熱の速度が遅くなったために蒸し暑く感じたと考えることも出来ます。

 しかし、素人の私が思いつくことですから打水にはもっと深い意味があるんじゃないかと調べてみました。
 すると今でこそ道路は舗装されているし玄関先もコンクリートや石を敷き詰めたりして土が出ているところに水をまくことは少ないと思います。

 土が見えているところに水をまくと砂埃も立ちませんし、水がしみこみますから乾くまで時間もかかります。
 熱くなったアスファルトやコンクリート面に水をまくとあっという間に乾いてしまいますが、土の上の打水は水の蒸発も穏やかだったし、砂埃の防止にもなってそれなりに効果があったのかもしれません。

 打水のことを調べてみて気化熱など理屈だけではなく、水をまく場所の環境変化や打水をすることで人がどのように感じるかと言った視点で捉えられたのはよかったと思います。

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わが家の財産

2018.08.04.09:59

 木の家は住み心地がよいと言う話はよく聞きますし実際その通りなのですが、世の中木の家ばかりではありません。
 ブログを読んでくれている方に次に家を建てるとすればどんな家を建てますか?と尋ねられたことがあります。

 子供たちも大きくなって自立しているので家の大きさは小さくてもいいと思いますが、同じ建築士と同じ大工さんにもう一度木の家を建ててもらうと思います。
 理由は単純で木の家は人の暮らしと相性がよいこと、木の使い方を理解して木を活かす設計してくれる建築士、材料を提供してくれる林業家や建築士の意図を理解して手がきれいな仕事をしてくれる大工さんを知っているからです。

 さらに私たち家族が日常を送る時間の経過と共にゆっくりと家の色艶が深まっていく天然乾燥した木の家という部分も外せません。
 文章にすると大げさに思いますが、住まい手がどんな家を選ぶにしても建築士が設計し職人さんが家を建てることになります。
 私は家について安心して託すことが出来る方々を知っているので次もお願いすると思います。

 林業家が企画している植林・伐採ツアーで木の家で育ち独立して自分たちも木の家にしようと参加している若いお施主さんに会ったことがあります。
 お話ししてみると幼いときから木の家で生活しているので余裕があるというか傷や汚れと言った個別要素の話よりも気持ちいいなどという話が多いように感じます。

 自分が育った木の家をどのように表現したらいいのか分からないけど私も木の家にするというので、私が木の家は人の暮らしと相性が良いと言うと、そう!そうなのよ~と言ってくれるのがうれしいです。

 相性というは何かと比較しないと分かりません。洗濯物が早く乾くとか家の中で静電気のバチッ!がないとか掃除が簡単、茶碗やコップを床に落としても割れにくいなど細かいことはいろいろあるのですが裸足が気持ちよい特徴はわかりやすいところですし、堅すぎない床は膝や腰の負担を軽減してくれます。

 調湿性に関してもエアコンの力業で温度を調節しなくても私たちの体は調節をする仕組みを持っています。
 家の中で人が生活すると炊事や風呂、私たちの体からも水蒸気が出ているので何もしないと湿度が高くなってしまうので換気が大切なのですが木の表面は水蒸気を吸着する速度が非常に速いので木の家では湿度が高くなりにくい傾向があります。

 湿度が高くなりにくいと洗濯物は早く乾くし、体の温度調節も邪魔しにくい環境に貢献します。
 換気は大切なのですが換気する機器が正常に機能するようにメンテナンスをしなくてはいけません。
 吸気口がホコリで根詰まりしていたりフィルターの掃除を何年にもわたってしていないという話はよく聞きます。

 換気機器をメンテナンスして機能を維持する当たり前のことが木の家では基本性能になっているので住まい手は掃除ぐらいはしますが費用がかかるメンテナンスというものがほとんどありません。
 暮らしに負担が少ないことも相性がよいことに含まれているように思っています。

 これから家を建てようとしている方の話を聞くと家本体や性能の話題が多くなりますが、わが家の住み心地がよいのは家本体の性能もさることながらそれを造ってくれた人の力の方が大きいように感じます。

 私たち家族には住み心地がよい家とそれを造ってくれた人たち両方が財産です。

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