割れる柱

2010.12.05.00:57

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 無垢材の柱と言っても木の芯を残した芯持ち材と、芯を外して製材した芯去り材があります。
 一般住宅の柱には芯持ち材を使うことが多く芯持ち柱は割れることから、あらかじめ背割りと言われる加工を施した柱も見かけます。
 芯持ちの柱は割れるけど強度には影響ないと言うところまではよく聞くのですが、そもそもどうして柱が割れるのでしょうか?

 山に木が立っているときはたくさんの水を含んでいますからそれを梁や柱として使える状態まで乾かす必要があります。
 乾くときは表面から乾いて縮んでいくのでまだ乾いていない内部との間に引っ張りの力がかかります、この引っ張りが木が割れる力になっています。
 最初は小さな力ですが乾燥が進んで柱の表面にかかる力に耐えられなくなるとバシッと音を立てて割れるわけです。

 天然乾燥された柱をよく見ると細かい割れが他の面にも見られることがあります、大きな割れは一面だけなのですが木が乾いて縮んでいくときにどこで割れようか迷いながらどこかの面が大きく割れることで落ち着くようです。

 割れた柱を見ると割れ目が反対側まで貫いているのでは無いかと心配になりますが、割れ目は木の中心部止まってしまいます。
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