体感温度

2012.09.17.10:05

 床暖房は室温20℃ぐらいで十分暖かいのですが、エアコンや石油ファンヒーターで暖房すると20℃の部屋は寒く感じます。
 どうして同じ室温なのに感じ方が違うのかずっと不思議に思っていました。
コールドドラフト
 床暖房や薪ストーブなどの輻射熱暖房は20℃でも暖かく感じると言うことはよく聞きますがエアコン暖房の20℃と何が違うのかが分かりませんでした。
 どうやら暖かく感じる要素は床や壁などの表面温度も関係しているようです。

 大まかな体感温度は簡単な計算で分かります。
 体感温度=(室温+壁や床)÷2
 つまり室温と壁や床温度の平均で体感温度が変わってきます。

 エアコン暖房の場合室温は20℃でも床や壁の温度が15℃だとします。
 (20+15)÷2=17.5
 エアコン暖房の場合室温が20℃でも体感温度は17.5℃しか無いことになります。

 床暖房のわが家の場合、室温が20℃であれば壁は19℃ぐらいになります。
 (20+19)÷2=19.5℃
 同じ室温でも床や壁の温度によって感じ方が変わることが分かります。
 わずか2℃ですが19.5℃か17.5℃では感じ方は大きく違います。

 エアコン暖房の場合床暖房と同じ体感温度にするためには24℃ぐらいになってしまいます。
 これまでは寒ければ室温を上げればいいと思っていましたが、壁など周囲の温度にも注目してみたいと思います。
 昨年、熱カメラで真冬の窓を撮影したとき温度が低いのは窓の下でしたし、衝立を置くとコールドドラフトも抑えられることから今年は衝立を置く窓を増やして体感温度を上げてみたいと思います。

 住み始めた当初、床暖房の温水温度は38℃ぐらいにしていましたが、2年前からは厳冬期でも温水温度35℃で室温20℃を維持できるまでになりました。
 去年は一日8時間を2回に分けて暖房を止めてもまだ室温20℃を維持しています。
 今までは逃げていく熱を抑えることが中心でしたが、今年は窓の前に衝立を置いてコールドドラフトを抑えると共に衝立を置くことで見かけ上窓の表面温度を上げてどうなるか観察してみたいと思います。

 私は建築設計事務所に家の相談に行きました。
 毎年のように新しいことを発見しては試したり工夫してみたりしていますが、よく考えてみるとわが家は最初から住まい手が工夫できるように作ってあるように感じます。

 北西側の窓と東側の窓を開ければ家の中を風が通っていくし、軒が出ているので夏は西側以外は日射が部屋の中まで入りません。
 暖房エネルギーの計算ができるのは設計通りに施工されているからですし、Q値計算は詳しい資料が図面と共に手元にあるから出来ることです。

 設計というと建物の強度とかデザイン、使い勝手などが注目されますが、住まい手が家の環境について働きかけられるようなしつらえも大事なように感じます。

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