エネルギー消費

2013.02.04.11:16

 家の中では電気、ガス、灯油のエネルギーを使って生活しています。
 最近は自然に存在するエネルギーを加工して生産される二次エネルギーの値段が上昇傾向にあるという話をよく聞くようになりました。

 私も時々床暖房はどのくらい灯油を必要としますかと尋ねられることがあります。
 電気代やガス代、灯油代と言った金額はわかりやすい反面、どれだけ使ったのかは分かりにくいし、灯油代だけ聞いてもどれだけの面積に対して使ったのか分かりません。

 電気代もオール電化の家とガスコンロを使っている家では違うのが当たり前です。
 何かに置き換えて比べれば良いと言うことで電気、ガス、灯油をエネルギーに変換してエネルギー消費量を比較する手法があるそうです。

 単位はジュール(J)を使います。
 1ジュールは、1ワットの仕事率を1秒間行ったときの仕事です。
 1kw/h=1W×60秒×60分×1,000なので1kw/h=3.6MJ(メガジュール)と置き換えることが出来ます。
 同様に灯油1Lは36MJ、プロパンガスは1立方メートルあたり99MJ、都市ガスは46MJに変換できます。

 灯油消費量と暖房している床面積が分かればエネルギー消費効率が分かります。
 熱損失が小さい家とたくさん熱が逃げていく家では熱損失が小さい(Q値が小さい)方が同じエネルギーで広い面積を暖めることが出来ます。

 また、エネルギーに換算しておくことで同じエネルギーを得るのにどんな機器を使えば効率が良いかも計算できます。
 一冬に暖房で灯油を2,000㍑使った場合、エネルギー消費量は36×2000=72,000MJ、これをヒートポンプ式の熱源機に変えると72,000MJを得るのに5,000kw/hの電気が必要になります。(COP4とした場合)

 灯油1Lが90円とすると2,000×90=18万円
 電気1kw/hが22円とすると5,000×22=11万円

 もっとも灯油ボイラーとヒートポンプは熱源機自体の値段が違いますから簡単に比較はできませんが電気、ガス、灯油代金の請求書を1年分集めれば年間のエネルギー消費量がだいたい分かります。

 自宅のエネルギー消費量を知っていれば他と比べることも出来ますし、調べたり計算することでエネルギー消費について関心も深まります。

 エネルギー消費というと専門家の領域のように感じますが、日常生活をエネルギー消費で測ってみると見えなかったものが見えるようになったり、気がつくこともあってなかなか楽しいものです。


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