扇風機と体温

2013.07.18.01:55

 扇風機をつけっぱなしで寝るのは良くないと言われますが、何が悪いのかよく分かりませんでした。
 体温の上限は44℃ぐらいで下限は33℃ぐらいと言われます。平熱は36℃ぐらいですから下限からたった3℃しか離れていません。
 33℃ぐらいなると意識が無くなって27℃まで下がると死に至るそうです。

 普通の生活をしていれば心配することは無いそうですが扇風機によって無理矢理体温が下げられてしまうことがあるそうです。
 水の気化熱は0.58kcal/mlなので水100mlが蒸発すると58kcalの熱を奪うことになります。 人体の比熱は0.83なので体重70kgの人の熱容量は70×0.83=58.1kcalとなり水100mlが蒸発する際に奪う熱量とだいたい同じになります。

 つまり体重70㎏の人は100mlの汗をかくことで1℃の体温上昇を抑えていることになります。
 風があると汗が蒸発しやすくなりますし、木の家では湿度が下がる傾向があるのでさらに汗が蒸発しやすい環境になります。
 このおかげで夏はエアコンを使う回数や時間が短くなるわけですが、風を体に当てっぱなしで寝るのは注意した方が良さそうです。

 普通であれば寒くて目が覚めるなどしますが酒を飲んで爆睡していると危ない体温まで下がってしまうことがあるそうです。
 酔っ払って上半身裸で扇風機の首振り機能を使わず、風を体に当てっぱなしで寝る場面はそんなに無いかもしれませんが、体から無理矢理熱が奪われることによって下限体温に近づいてしまうことは知っておいた方が良さそうです。

 寝てしまえば体温は少し下がるし、日中の熱気が家の中にこもらない工夫がされていれば夜通し扇風機を使う場面は少ないと思います。
 便利でエコな扇風機ですが幼いお子さんや酔っ払った大人は注意しましょう。


comment

Secret

ブログ内検索
最新記事
カテゴリ
リンク
タイトル一覧

全記事タイトルの一覧

月別アーカイブ
2010.12~
メール送信

名前:
メールアドレス:
件名:
本文: