続・露点温度

2013.07.30.11:06

 前回、湿度(相対湿度)は温度によって値が変わると書きました。
 露点温度は空気中に含まれている水蒸気が何度になったら飽和(結露)するかという温度なので気温が変化しても水蒸気量が同じであれば露点温度は変わりません。
METAR
 富山はこのところ連日梅雨末期の天気が続いて日中でも湿度90%を超えています。
 他のところはどうなのかと思って調べてみることにしました。

 METARは定時飛行場実況気象通報式と言って飛行機の運航に必要な気象データが提供されています。
 これを地図にして見やすくしたのが”METARとTAFで世界の天気情報”です。(TAFは天気予報)

 METARは
 RJNT 300100Z VRB03KT 6000 SCT010 BKN/// 29/26 Q1002
 このような記号の羅列ですが、29/26 となっている部分の29は気温、26が露点温度です。
 ”METARとTAFで世界の天気情報”を開いて地図を拡大すると飛行場がある地点の温度が表示されるのでクリックすると詳しい情報が見られます。○○/△△の部分を探して露点温度を比べてみてください。

 乾燥地域では30/00(気温30℃/露点0℃、湿度14%)のようなところもあれば、アメリカ・ネバダ州のリノ周辺など山脈の両側で露点温度が大きく違っている様子も見ることが出来ます。
 日本の夏は高温多湿と言われますが、様々な地域の露点温度を見ていると確かにその通りだと実感できます。

 高温で多湿な地域は他にもたくさんありますが、冬は積雪まであって夏も高温多湿というところが日本の特徴の一つになっているように感じます。
 こうして世界中の露点温度を見ていると改めて日本の気候風土には木の家が合っているように思います。
 日本は木造建築というイメージがありますが、気候風土に合っているから木造建築が多くなりそれが残っていったと言うことなのかもしれません。

 木さえ使えば良いわけでは無く家として使うために蓄積された歴史と文化を取り入れることはとても大事なことだと思います。
 寒い時期は気合いで乗り切っていた時代もあったようですが、少しずつ工夫しながら冬でも快適に過ごせるようになったことはありがたいことです。

 木の家はどんなところがよいのか尋ねられることがあります。
 ”何もしなくても良い”ことは良いところの一つだと思っています。
 梅雨の時期は布団や座布団がジメジメしたり洗濯物が乾きにくいので除湿機を使う方は多いと思います。
 木の家では窓を閉めれば外よりも湿度が下がるので除湿機は必要ありませんし、室内干しによる変な臭いもありません。

 普通は何かをしたかったら、何かをしなければならないのですが、木の家では何もしなくても木が勝手にやってくれます。
 ビールの栓を木の家が抜いてくれるわけではありませんが、ビールがうまいと感じる室内環境は木の家が作ってくれます。


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