障子紙の劣化

2013.08.24.23:21

 障子は光の調節や見た目以外にも高い断熱効果が期待できる優れた建具だと思います。 障子は貼り替えが面倒だと言われますが、紙を貼り替えるだけで機能を復活させられるので考えようによっては長く使い続けるための工夫と捉えることも出来ます。障子紙の劣化1

 さて、貼り替えをしないで放置していると紙が黄ばんできたり自然に格子部分から破れてきたりします。
 そうなる前に貼り替えましょうと言うことですが、わが家の障子が破れる前の状態だったので撮ってみました。

 障子紙はある日突然バリッと破れるわけでは無く最初は2枚目の写真のようにツブツブ状に紙が薄くなった部分が出来ます。
障子紙の劣化2
 さらに進むと薄くなった部分に穴が開きます。小さな穴は障子にあちらこちら、特に格子部分に多く見られます。
 この段階で貼り替えれば問題ないのですが、さらに放置すると小さな穴がつながって破れてしまうみたいです。

 わが家は住み始めてから5年後に障子を貼り替えました。それから2年しか経っていないのにすでにこの状態です。
 障子紙にもいろいろあって安い障子紙を使うと頻繁に貼り替えることになるかもしれません。

 前に緑のカーテンを見せて頂いた方から富山の五箇山和紙を教えて頂きました。
 五箇山の合掌造りではガラス窓が無く障子で屋内外を分けています。触らせて頂くと紙と言うより布に近いような感じでした。
 五箇山和紙では5年、10年は当たり前、それ以上長持ちするので糊もそれなりの物を選ぶ必要があるそうです。

 また指ぐらいでは穴は開けられませんし、不注意で障子の下を蹴飛ばした程度では破れずに戸が外れるほど強い紙です。
 気になるお値段ですが、びっくりするほど高い物ではなかったと思います。
 自分で障子紙を貼るのもいいですが表具屋さんに障子の貼り替えをお願いするときは紙を選べます。

 頻繁に貼り替えが必要な紙もあれば、透かし入りなどデザイン的なものもあるし、五箇山和紙のような強靱な紙もあります。
 今度貼り替えるときは値段だけで決めないで紙の違いにも注目したいと思います。

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