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調湿の早さ

2014.03.05.22:15

 木は調湿性があるといいますが、どのくらいの早さで調湿しているのか興味がありました。
 屋内の湿度を継続して測ってみると夏は窓を開けることが多いことから湿度は大きく変化します。2013July
 窓を閉めている冬の間は湿度変化が小さく湿度計が壊れているのかと心配になるくらいです。

 そこで湿度計の測定間隔を1時間から1分に変えて調べてみたところ生活に合わせて湿度も変化していることが分かりました。
 食事の準備や家族が風呂に入っている時間帯は湿度が上昇します。上昇すると言っても3%ぐらいの変化ですから湿度計をパッと見ただけでは変化に気がつきにくいし、風呂を使い終わるとすぐに湿度が下がってしまうので1時間毎の測定間隔ではこうした早い湿度変化を捉えていなかったようです。2013December

 最初のグラフは7月一ヶ月の湿度変化です。室温は5度ぐらいの変化に対して湿度は30%程度変化しています。

 2枚目のグラフは12月一月の湿度変化です。こちらも室温変化は5度ぐらいあるのですが湿度変化は5%以下と小さな変化にとどまっています。

 3枚目のグラフは測定間隔を1分にして湿度変化を表示しています。生活に合わせて湿度が変化していますが、変化量は2%ぐらいと小さく水蒸気の供給が止まるとすぐに湿度が下がっていく様子が分かります。

 先日、有馬先生に木には調湿性があると言いますが、どのくらいの早さで調湿しているのか尋ねてみました。生活行動と湿度変化
 素人がこんなことを聞いていいのかドキドキしながら尋ねると「瞬間だよ!」とにこやかに話して下さいました。

 私たちは普段の生活で調湿の早さを感じているというのです。
 杉床はサラサラした肌触りが気持ちいいというのは杉床に触れた瞬間に足裏から水蒸気を吸い取ってしまうことで感じ取る感触ですし、金属などに触れるとわずかな時間で木に触れたときとは違うベタベタした感触になります。

 木に塗装して表面を覆ってしまうと金属のような冷たい感じこそしませんが、ベタッとする感触も日常生活で感じていることです。
 また、どんな精密なセンサーよりも人間の感覚の方が繊細な変化を捉えることが出来るとも話して下さいました。
 暖房が柔らかいとか木の家は空気感が違うなど、言葉だけではどういうことなのか分かりにくいことも体験すると確かに・・・って感じることは多いと思います。

 家造りはほとんどの方には一発勝負です。本や資料と共に人間の高性能体感センサーも大いに活用したいところです。
 建築士の住宅展示場では、柔らかい暖房や木の家の空気感といった言葉で表現しにくい部分も体験することが出来ます。
 是非、裸足になって本物の杉床が持っている早い調湿を体験してほしいと思います。

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