結露検知シール

2014.09.06.10:47

 結露は空気中に含んでいる水蒸気が飽和することで発生するので冬ばかりで無く夏でも起こります。
 窓ガラスなどにできる結露はすぐに分かりますが、家具の裏や押し入れは結露していたことさえ気がつかずそのまま放置してカビが生えてしまうこともあります。結露検知シール

 携帯電話などには水没させた時に後から分かるように水没検知シールが使われています。以前から水没検知シールを使って結露しそうな場所の様子を観察することができないかと思っていましたが、水没検知シールは水に浸からないと反応しない物が多いそうです。

 言われてみれば湿度で反応してしまうと汗や多湿な場所で使用しただけで水没させたと誤認されてしまいます。
 でもニーズはありそうだしと思って探してみると湿度や結露で反応する検知シールが見つかりました。

 使い方は調べたい物に検知シールを貼り付けておくだけで湿度が高い状態が続いたり、検知シールが結露した際に跡が残る仕組みになっています。
 シールを貼る場所は障子とガラスの間(冬はこの部分が冷える)、コンセントボックスの中、押し入れの隅っこ、家具の裏側の壁、脱衣室にある洗濯機の裏側壁など、A4サイズのシールを適当な大きさに切って使えるのでガラスの上端から下端まで貼り付けてどの高さで結露しやすいのか調べることもできます。

 わが家ではお風呂以外でカビが生える場所はほとんどありません。
 何年か前に脱衣室の窓下にカビを見つけましたが室内側に付いていた網戸を外すことで通気が良くなったのかそれ以来カビは生えなくなりました。

 厳冬期の窓の隅っこに少し結露することはありますが、窓が結露でびっしょりになることは無いし、壁や押し入れにカビが生えていることもありません。
 それでも検知シートで観察することで一度でも結露すれば跡が残るし、結露寸前の状態も知ることができます。
 調湿を設備を使わず木に頼って生活してどんな結果が出るのか今から楽しみです。

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No title

2014.09.09.12:40

コールドドラフトの解説ありがとうございます。
非常に勉強になります!
今年の2月頃に妻が足元が寒いと言っていたのでやはり影響があるかもしれません。
衝立もそうですがエアコンの使い方もいろいろ考えたいと思います。

コールド・ドラフトと床上5㎝の温度

2014.09.09.08:00

衝立効果については、コールド・ドラフトは温度差があるほど増大する傾向があるので窓下の温度の下がった空気を衝立でせき止めることでコールド・ドラフトを抑えようとする取組です。
また、室温は適温なのに寒く感じる時は床上5㎝(足首当たり)の温度を測ってみて下さい。知人宅で奥さんが寒いというので温度を測ってみたら室温は20度(床暖房)なのに床上5㎝は16.7度しかなかったので、コールド・ドラフトの影響を抑えることで寒さが和らいだこともありました。(2014/2/2の記事)
暖かく感じる室温というのは空気の温度の他に壁や床、天井と言った周囲の温度に大きく影響を受けます。
エアコンで在宅時だけ暖房する場合とエアコンをずっとつけっぱなし暖房とでは暖かく感じる室温は5度以上開くことも珍しくないと言われます。
最近のエアコンは通年エネルギー消費効率(APF)が6を超えるものが多くなってきました。1KWの電力で1KWの電気ストーブ6台分の熱を作り出すわけですから効率の高い設備だと思います。
効率の高い設備を長い時間つけっぱなしにしても費用はたいしたことないので、不在時も温度を下げてつけっぱなしにして基礎的な室温を確保しながら衝立との組み合わせでコールド・ドラフトの発生を抑えることもできますし、周囲が暖まっている室内では20度ぐらいでも暖かく感じます。

No title

2014.09.08.22:14

過去の記事の紹介ありがとうございます。
以前私も赤外線温度計でガラス面とサッシの温度を調べたことがありましたが、ガラス面の上下差があることには気がつきませんでした。
やはりコールドドラフトの室内への影響は結構あるんですね。
今年は2度目の冬となるので衝立を準備したいと思います。

高さによって結露のしやすさが変わる

2014.09.08.20:19

シノキさん、いつもありがとうございます。
押し入れや家具の裏側は風通しが悪く暖まりにくい場所です。
水蒸気量は室内など閉じた空間では場所による大きな差は無いので、結露のしやすさは温度による影響が大きいように思います。
以前(2013/1/17の記事)冬の窓の温度分布は一様では無く下に行くほど温度が下がっていく様子を観察したことがありました。
このときの温湿度は20.6度、35%だったので室内のどこかに4度ぐらいの場所が無ければ結露は起こらないことになります。
富山では年に何回か氷点下3度を下回る日があります。室内はおおむね20度を保っているので寒い日に窓の下の一部だけに結露することがあります。
結露については見れば分かりますが、結露検知シールを用いて結露する部分は頻繁に結露しそうになっているのか、それとも一時的に温度が下がったために起こったのか観察することができると思います。

No title

2014.09.08.17:28

大変興味深い実験ですね!
高さによって結露のしやすが変わるのかというのが興味あります。
暖かい空気は上へ冷たい空気は下へということを考えると
空間の下の方が結露しやすいような気はしますが。
ただ空気中の湿気の動きにも影響されそうですし。
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