色が揃った木の家

2014.10.13.19:27

 建築士は家造りの早い段階から色が揃った木の家について話してくれましたが、私には色が揃うということについてのイメージができませんでした。色が揃った板
 建築士が色が揃った家は綺麗だと言うからいいらしい・・・といった感じで捉えていたように思います。

 住み始めて何年経っても色が揃った木の家のどこがいいのか消化不良の時期が続いていました。
 ある日塗装していない木の家を見せてもらいバラバラの色を見て驚きました。
 木は自然素材ですから色がバラバラなのは当たり前のことですし自分でも分かっているつもりだったのですが、わが家との違いにとても驚きました。

 両方とも正真正銘の木の家ですが色が揃った木の家を見てしまうと両者が同じだとは思えなくなってしまいます。
 建築士はこのことを伝えたかったんだと木の家に住み始めて何年も経ってようやく気がついた次第です。バラバラの板

 色が揃った木の家の価値が分かってくると揃えてくれた林業家や大工さんの苦労も見えてきます。
 1階の天井板を張る前に大工さんの一人が右から三番目・・・などと言いながら2階にいる大工さんに声をかけていたシーンがありました。
 下から見上げてなるべく揃うように手間をかけてくれていたことをずっと後になって気がつきました。

 また、富山の林業家が話してくれた「綺麗な木もあるんですけど」の一言から揃えることの大変さが伝わってきます。
 木の家という言葉は頻繁に聞くようになりましたが、色が揃った木の家となると簡単じゃなさそうです。
 といって色が揃った木の家は高額で一部のお金持ちだけが建てられる家ではありません。

 建築士と相談しながら家造りを進めていたとき、私には色が揃う価値についての理解は全くありませんでしたが、色が揃う価値に気がつくと元には戻れません。

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