温熱環境と間取り

2015.01.13.11:29

 わが家は全室連続暖房です。
 日中も家族が家にいるので連続暖房を選択しているのですが、日中いない部屋も連続暖房です。最低気温の地域差

 寝ているときや日中いない部屋は暖房しない方が省エネルギーじゃ無いかと思ったこともありますが、連続暖房を選択しています。

 寝るときに暖房を切ると朝起きた時は部屋は冷えています。タイマーで起床前に暖房する方法もありますが、いずれも冷えた空間を暖めるので大きなエネルギーを消費します。就寝時暖房OFF

 富山の1月の最低気温を平年値で見ると横浜よりも3度低くなっています。
 同じ体感温度を得るには、富山は横浜よりも3度分余計にエネルギーを消費することになります。
 朝に室温が16度までしか下がらない地域と13度まで下がる地域は暖房エネルギーも違います。
(暖房を止めたときの室温変化は知人の家を測らせてもらいました)温熱環境と間取り

 また、連続暖房するには間取りも影響があります。
 図では4つの部屋を廊下で繋いでいます。玄関に続く廊下で部屋を繋ぐのは富山ではよく見かけますが、こうした間取りで全室連続暖房するのは効率が悪いように感じます。

 わが家のリビングは吹き抜けですが吹き抜けによって暖房の効きが悪いと言うことも無く床から5mある天井付近から床上5㎝まで1度以下の温度差です。
 全室連続暖房と間欠暖房をエネルギー消費だけで比べていましたが、最近になって連続暖房出来る間取りも大切だと思うようになりました。

 図のような間取りで使っていない部屋まで暖房しようとは思わないし、玄関に続く廊下を暖房するには大きなエネルギーが必要になります。
 建築士は細かいことまで言わないので気がつきませんでしたが、家の温熱環境は間取りも影響が大きいように思います。

 体感温度は室温の他に壁など周囲の温度に影響を受けます。壁が16度のとき体感温度を20度にするには室温を24度程度まで上げなくてはいけません。
 朝の寒い時間にキッチンで家事をするのは大変ですが、最近のキッチンはリビングと境目がないので空間が大きくなり暖まるまで時間がかかります。

 住み始めて8年半経ちました。家を考えていた頃は温熱環境という言葉はほとんど耳にすることはありませんでしたが、最近になって住宅の温熱環境が話題になることが増えているように思います。
 わが家の特徴は丈夫で長持ちして美しく住みやすい家だと私が勝手に言っているのですが、住みやすい家の部分には冬に日射が期待できない富山で快適性を損なわずにエネルギー消費を抑える技術と工夫がバランスよく練り込まれているように思います。

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