平均値との差

2016.04.03.00:15

 北陸電力では4月から自宅とよく似ている家庭の平均消費電力が見られるようになりました。
 家族の人数や電力会社との契約形態、戸建などわが家と似ている家庭の消費電力がどのくらいなのか知ることができます。平均値との比較

 わが家は全室連続暖房なので暖房期間中(180日程度)暖房はつけっぱなしですが、連続暖房している家はまだ少ないように思います。
 真冬とそれ以外では外気温も違うし暖房機の設定温度も調節しますが、室温はおおむね21度を下回らないように使っています。
 感覚的には連続暖房している方が消費電力が大きいように思いますが、実際にはあまり変わりませんでした。

 必要な部屋に必要な時間だけ暖房する部分間欠暖房と全室連続暖房の消費電力の差が小さいことは朝起きて寒くないとか帰宅時も暖かい連続暖房の良いところが浮き彫りになります。
 また、連続暖房は壁の中の温度にも影響があって壁内結露しにくい環境に貢献していることが壁の中の温湿度測定から分かってきました。

 さらに、わが家では床暖房以外の補助暖房は使っていませんが、他の家で石油ファンヒータなどの補助暖房を使っているとしたら電気以外にも暖房費がかかることになります。

 暖房を止めずに連続運転すればうまく行くわけではありません。。
 全室連続暖房するには暖房方法や暖房機器の選定、家から熱が逃げにくいとか偏った逃げ方をしないなど間取りも影響します。

 ほんの少し前までは作り手側は断熱材ぐらいは入れてあげるけど冷暖房といった温熱環境については住まい手が選んで下さいと言った雰囲気でしたが、富山は暖房期間が189日間と半年ぐらいあります。
 木の家で生活して10年になりますが、住み始めた当時家の使い方など全く知らずに使っていた頃と今では暖房一つ取っても少しは上手になっていると思います。

 建築士のお仕事は図面を書くことだけではなく、住まい手の住み心地まで考えて家を設計し、引渡後も家の使い方など継続して関わりながら住まい手の成長を助けてくれます。

 北陸電力が提供してくれた消費電力の比較は全室連続暖房が部分間欠暖房と費用の差が小さいことだけでは無く、住まい手が家の使い方を学ぶことで費用を抑えながら住み心地も向上できることを示していると思います。

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