入札

2011.04.14.23:24

 設計図面が出来上がると次は誰に施工してもらうか決めなくてはいけません。
 設計事務所は設計と工事監理が仕事ですから施工主は施工者を決めなくてはいけません。

 どのように施工者を決めるかは設計事務所によって違うところもありますが、設計図面を基に入札で施工者を決めているところが多いようです。
 信頼のおける施工者を指名してそれぞれがどれだけの金額で工事を請け負うか入札してもらいます。

 同じ図面をもとに建築士が工事監理を行うので基本的にはどの施工者が工事を行っても同じ家が建つことになります。
 だったら入札される金額も似たような金額になるのではと思うのですが、入札金額に大きな差が生じることもあるようです。
 施工者側の事情によって工事を請けたくない場合はわざと高額な金額を書くこともありますし、その逆の場合もあります。

 施工主としては同じ家が建つのであれば安い方が良いわけですが、家には定価があるわけではなく入札のタイミングや施工者の事情によっても変動します。
 安心して任せられる施工者の中から私たちが家を建てるタイミングに一番安く建てられる方を選ぶのが入札というわけです。

 安いと何かあるのでは・・・と思ってしまいますが職人さんから綺麗な仕事をしないと工事監理者にやり直しを求められることになり返って高くつくから一つ一つの作業を確実にこなすことが一番安くあげられると話してくれました。

 基礎にコンクリートを打設する前にアンカーボルトを鉄筋に結束する作業中の話ですが、作業を終えた後に2本のアンカーボルトが余っていました。
 元々アンカーボルトの本数も多いし2本ぐらいいいのかなと思っていたら建築士がやって来て図面を持ちながら基礎の周りを回ってココとココが足りないと指示するシーンがありました。

 家が建つまでには多くの人手と長い時間を費やしますが細かく見てみるとそれぞれの手順を確実にこなしてそれを検査する繰り返しであるように思います。
 住宅を専門とする建築設計事務所で家を建てると設計した建築士が大きな権限を持って工事監理を行うので施工主は安心して工事を眺めることが出来ます。

 私には優しい建築士ですが施工者には厳しい様子に最初は驚きましたが、職人さんの一つ一つの作業を確実に・・・と言う言葉を聞いてお互いが緊張感を持って我が家を建ててくれたことにとても感謝しています。
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