アルカリ性の洗剤

2011.05.05.20:56

 天然乾燥された木をアルカリ性の洗剤で拭くと紫色になると何度か書いていますが洗剤には中性もあれば酸性のものもあります。 なぜアルカリ性洗剤だけ取り上げるのかという話です。
IMG_0857.jpg
 汚れの基本は3つ
 ・ホコリ汚れ 中性
 ・油汚れ   酸性
 ・水垢汚れ  アルカリ性

 基本は単純ですが時間が経つと複合的に混ざり合って複雑な汚れに変化してしまうので汚れは早めに取りましょうと言われています。
 水垢や石鹸かすなどアルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使うなど、汚れを取るためには汚れと反対の性質の洗剤を使います。

 床には中性か酸性の汚れがつくことが多いので中性かアルカリ性の洗剤を使うことが多くなります。
 さらに油汚れにはアルカリ性の洗剤が有効だと言うことをご存じの方も多いことから大切な杉床に汚れがついたらアルカリ性の洗剤を使おうという場面が増えることになります。

 杉床にアルカリ性の洗剤を使っただけでは紫色にならないかもしれません。
 もう一つ大切なのは床材が天然乾燥されていることがあげられます。
 丁寧に書くと天然乾燥された杉床をアルカリ性の洗剤で拭くと紫色になると言うことになります。

 前にも書きましたが天然乾燥した材料には木を腐りにくくする成分など多くの天然成分が残っています、こうした成分は高い温度で揮発や別のものに変質してしまいます。

 私も最初に紫色になった床を見たときは驚きましたが、紫色になってもほっとけば一月もしないうちに跡形もなく消えてしまいます。
 慌てて漂白剤などを使うと漂白した部分がずっと残ってしまいます。

 写真はアルカリ性と酸性の洗剤を使い分けた板です アルカリ性の洗剤を使った部分は色が付いていることが分かると思います。
 今回5年ぶりに板をアルカリ性の洗剤で拭いてみたのですが一緒に写っている現在の床板とあまり色が変わりません。

 新しい板に色が付くと大変目立ちますが今だったら当時ほど目立たないのかもしれません。
 酸性の洗剤で拭いた部分には色の変化は見られませんでしたが酸っぱい臭いが残るのでやっぱり固く絞った水拭きが良さそうです。
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